在宅医療とは？
在宅医療とは、医師のほか、訪問看護師、薬剤師や理学療法士（リハビリ）等の医療関係者が介護支援専門員（ケアマネージャー）、介護士（ヘルパー）などの介護関係者とも連携をとりながら患者さんのお住まいに定期的に訪問して行う、計画的・継続的な医学管理・診療のことです。また当院は在宅支援診療所として地域における患者さんの在宅医療の提供に責任を有するため、緊急時の連絡体制及び24時間往診できる体制を整えております。通院が困難になったり、住み慣れた自分の家で療養したい、病院でなく自宅で最期を迎えたいとお考えの方はまずはご相談ください。ご本人さんが来院が困難な場合は、ご家族の方の来院でも構いません。
その場合、紹介状や、日ごろの患者さんの様子の分かるメモなどをお持ち頂けると助かります。
在宅医療にかかる費用ですが、月2回の訪問診療で1割負担の方で5000〜6000円程度かかります。検査代は都度、在宅酸素などをご利用の方は別途費用が発生いたします。また、薬局へのお支払、訪問看護へのお支払、介護保険をお持ちの方はその自己負担分のお支払いが生じます。
健康保険の種類により窓口にて負担の上限が設けられていますので、詳しくは各保険者にご確認ください。
在宅医療にかかる料金(参考例)
| ２４時間体制で訪問医療をうける場合にかかる費用 (※H27.4現在の診療報酬に基づいた金額となっております。) |
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| 項目 | 内容 | 料金 | |
| １割 | ３割 | ||
| 訪問診療料 | 計画的な医学管理の下に、定期的に訪問した場合の診療費 | 830円 | 2,490円 |
| 在宅時医学総合管理料 ・機能強化型(病床無) ・機能強化型(病床有) ・上記以外の在宅療養支援診療所 |
通院が困難な患者に対し、月に２回以上の定期的な訪問医療を、２４時間３６５日の在宅医療提供体制で実施した場合の料金。医療機関の区分により、点数が異なる。 | 4,600円/月 5,000円/月 4,200円/月 |
13,800円/月 15,000円/月 12,600円/月 |
| 他の対応を受けた場合などに追加でかかる費用 | |||
| 往診料 | 臨時に診療を実施した場合の料金 | 800円 | 2,400円 |
| 深夜往診料 | 深夜(22時〜6時)に臨時往診をした場合の料金 | 2,630円 | 7,200円 |
| 訪問看護指示料 | 医師が訪問看護の指示書を交付した場合の料金 | 300円/月 | 900円/月 |
| 診療情報提供料 | 医療機関や保険薬局や介護施設等へ紹介した時の料金 | 250円 | 750円 |
| 電話再診料(昼間) | 医師が電話等で必要な指示をした場合の料金 | 80円 | 240円 |
| 居宅療養管理指導料(介護保険) | 介護サービスを利用する場合、医師が患者・家族に助言し、他機関との連携のためにかかる料金 | 580円〜1,000円 | 2,520円〜7,630円 |
| 諸検査や医療処置を受けた場合にかかる費用 | |||
| 検査料(採決、尿検査等) | 採決、尿などの検査や、超音波、レントゲンなどの画像診断、注射や点滴などの処置を実施した場合の料金(この範囲はあくまで目安です) | 450〜680円 | 1,350〜2,040円 |
| 画像診断料 | 170〜1,420円 | 510〜4,260円 | |
| 注射・点滴 | 100〜4,960円 | 300〜14,880円 | |
| 処置料 | 40〜7,020円 | 140〜21,060円 | |
| 各種療養指導管理料 | 在宅酸素療法や中心静脈栄養療法など医療処置を行い、必要な指導管理を行った場合の料金 | 230円〜18,070円 | 690〜54,210円 |
